2013年4月13日(土) 22:30

盛況!ぱり(畑)のマッチャや(雑貨屋)/NPO法人マーズ「くこりもや」

地域に根ざす支援事業


平良からも大勢の親子が訪れた

平良からも大勢の親子が訪れた

 障がいの程度に関係なく一人一人を尊重し、働くことを通して生きがいづくり支援に努めたいと2005年、狩俣の西の浜手前でスタートした就労移行支援・就労継続B型支援事業所(下地克子所長)。あれから8年、野田にある農業生産法人「ゆぴと農園」も着実に稼働し、マンゴー栽培をはじめ野菜など利用者が個々の可能性を発揮して作業にいそしんでいる。昨年からスタートした「ぱり(畑)のマッチャや(雑貨屋)」は、ゆぴと農園で収穫した農産物や加工商品などを販売、施設利用者と市民との交流を図ることをねらいに開催されている。今後も年2回開催する予定。



 利用者の意向を尊重し、一般企業への自立した就労ができるように支援することがねらい。65歳未満の障がい者が一般企業に雇用されることが可能と見込まれる者につき、生産活動、職場体験、その他の活動の機会の提供、就労に必要な知識や能力向上のための訓練、求職活動の支援などを行う。


 事業内容は、①「就労移行支援」②「就労継続支援B型」③「相談支援」。①は、企業等への就労希望者で適正にあった職場探し、職場定着のための支援。活動内容は、主に訓練を組み入れビジネスマナー、生活技能トレーニング、職場対人技能トレーニング。②は、就労や生産活動の機会を提供するもので、必要知識、基礎体力向上、持続力の習得など、一般就労への移行に向けて支援していく。主に農作物収穫や加工作業を中心に取り組む。③は、本人や家族の抱える問題や悩みなどに対する助言、関係機関との調整、安心して地域で生活できるよう支援していく。


 B型とは、就労継続支援のことで、企業などに雇用されることが困難な障がい者に就労の機会の提供、その他の知識や能力の向上に必要な訓練を支援すること。現在32人の利用者がいるが、作業を通じて職業訓練をするだけではなく、生活リズムの獲得、仲間づくり、日中の居場所づくりとしての機能も果たそうというもの。


 狩俣出身の下地所長は、宮古民謡で知られる「根間の主」の子孫。それだけに地域にこだわる。耳慣れない「くこりもや」も家族や先祖の名前の頭文字を取ったという。「ゆぴと」は豊穣をもたらしたという先祖の「ユピトシュー」から。「利用者が生き生きと就労できる環境、安心して暮らせるための支援を地域の中で広げていきたい」と話す。

  • 宮古島の人口

    平成30年12月1日現在

    宮古島市 54,208 人
    27,164 人
    27,044 人
    世帯数 26,815 軒
    多良間村 1,174 人
    630 人
    544 人
    世帯数 522 軒
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