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2013年5月16日(木)23:17

宮古福祉保健所地域保健班長/島袋 富美子さん(57歳)

支援体制の構築に全力


島袋 富美子さん

島袋 富美子さん

 初めての宮古勤務になる。「宮古島は時間の流れがゆったりしている」と印象を語り、「この時間は神様からのプレゼントだと思う」と笑った。


 保健師として三十数年間、多くの職場で経験を積んだ。「それぞれの職場で、いろいろな人との出会いがあって多くのことを学んだ」と感謝する。

 宮古福祉保健所では「この4月、宮古島で長年頑張ってこられた保健師の先輩たちが定年退職された。先輩たちが築いたネットワーク、積み上げてきた仕事を大切にしつつ、少しでも前進できるよう業務に取り組みたい」と意欲を話した。

 今の立場について「保健総括兼地域保健班長ということで守備範囲は広いが、班長としては主に母子保健、精神保健、難病等を担当する地域保健班長として班を総括したい」と気を引き締める。

 宮古病院の新病院開院にも触れ「地域保健班に関わる母子保健の分野では病院と連携し、長期の療養を必要とする子どもたちへの地域での支援体制の構築など、新たな取り組みが必要になると思う」と決意を語った。

 島袋 富美子(しまぶくろ・とみこ) 1956(昭和31)年生まれ。57歳。本部町出身。81年那覇看護学校卒。82年県職員採用。八重山保健所、コザ保健所、総合精神保健福祉センターなどで勤務。2013年4月から現職。好きな言葉は「置かれた場所で咲きなさい」

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