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2013年7月27日(土) 9:00

詐欺被害防止で感謝状/郵便局員が未然に見抜く



宮城署長(右)から感謝状を受けた下地さん(同2人目)と知念さん(同3人目)。左は平安座悟副署長=26日、宮古島署

宮城署長(右)から感謝状を受けた下地さん(同2人目)と知念さん(同3人目)。左は平安座悟副署長=26日、宮古島署


 宮古島署(宮城英眞署長)は26日、特殊詐欺被害を未然に防止したとして、宮古郵便局の知念志帆乃さんと窓口営業部の下地康昭部長に感謝状を贈呈した。
 同郵便局に11日、当選通知書のような書類を手に、小切手為替を購入したいと訪れた顧客の様子を不審に感じた窓口業務の知念さんが、顧客に通知書を見せてくれるよう依頼した。



 郵便局が扱う為替は2種類しかなく、通知書に記載されている小切手為替という名称の為替は扱っていない。通知書の内容を不審に思った知念さんが、下地部長に相談。詐欺の疑いがあるとして警察に通報。被害を未然に防いだ。
 宮城署長は「こういう被害は一度発生すると、被害回復が難しい。業務が忙しい中、被害を防止してもらい感謝している」と感謝状を贈った。


 下地部長は「当然のことをしたのに感謝状もらうのはありがたい。一人でも多くの皆さんに、このような詐欺があることを知ってもらい、被害に遭わないようにしてほしい」と話した。
 顧客が持参していた当選通知書には「1270万円と宝石の権利がある。4900円の小切手為替を送付してほしい」と書かれていたという。


 宮古島署のその後の捜査で、通知書を送った会社の所在も連絡先も不明であることが明らかになっている。