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2013年8月20日(火) 9:00

環境整備専門委が発足/海中公園のサンゴ礁

委員長に土屋誠琉大教授


被害を受けたサンゴ礁を視察する関係者ら=19日、市海中公園

被害を受けたサンゴ礁を視察する関係者ら=19日、市海中公園

 狩俣西海岸で2010年度に始まった市海中公園工事の際に工事現場に設置した汚濁防止膜が破損し、濁水の流出で一部のサンゴが死滅・破損したことを受け、同公園環境整備専門委員会が19日、発足し、市役所平良庁舎で初めての委員会が開かれた。委員長に琉球大学教授の土屋誠さんが就任した。今後、サンゴの被害を受けた現場では、市海業センターで養殖中のサンゴを移植・移設し、多種類のサンゴ資源を再生する方針。



 同委員会は、市海中公園周辺でのサンゴ移植・移設・再生を行うことや同海域でのオニヒトデ駆除を行うにあたり、専門的な知見が必要になることから専門家によって設置されたもの。


 下地敏彦市長が、委員の一人一人に委嘱状を交付。「さまざまな角度から意見を出し、美しい海づくり・島づくりになるよう期待する」と述べた。


 これまでの経緯によると、2012年、市内の会社代表の猪澤也寸志さんが市による宮古島海中公園工事と周辺海域の水質汚濁やサンゴ礁死滅との因果関係について、国の公害等調整委員会に法的判断を求める原因裁定を申請。その後申請人と被申請人の宮古島市とで調停が成立した。


 調停条項では、今後、長期継続した事業として効果的なサンゴの移植・移設・再生を実施するなどを約束していた。


 この日の会合では、オブザーバーとして、公害等調査委員会の菅原弘将主査ら3人と猪澤さんが参加した。


 今後の計画では▽海水温が下がる10月以降にサンゴの移植・移設・再生を実施する▽移植片の追跡調査などのモニタリングを3~5年程度行い、移植の効果を検証する▽サンゴ被度の高い場所でオニヒトデ駆除-などを実施する。


 被害を受けたサンゴ礁では、同センターで育成中の母体サンゴから折って養殖したサンゴを移植する。


 委員は次の通り。


 ▽委員長=土屋誠(琉球大学教授)▽副委員長=村吉順栄(市農林水産部長)▽委員=鹿熊信一郎(県水産海洋技術センター普及班長)、梶原健次(市水道総務課長補佐)、豊見山健児(宮古島海業管理センター代表)、宮国泰誠(市観光課長)、木村浩之(宮古島マリンリゾート協同組合長)

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