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2013年8月21日(水) 9:00

きょう全便欠航/海の離島便

大潮で高波・高潮に注意を


20日夕方の便からの欠航で閑散とする平良港ターミナル。右上は21日終日欠航を知らせる貼り紙=20日、平良港ターミナル

20日夕方の便からの欠航で閑散とする平良港ターミナル。右上は21日終日欠航を知らせる貼り紙=20日、平良港ターミナル

 台風12号は、発達しながら進路を北西に変え、21日には宮古島に最接近する見込み。風速25㍍以上の暴風域に入る恐れがある。宮古本島と周辺離島を結ぶ船便は全便欠航し、利用客約1000人の足に影響が出ると予想されている。



 気象台では、大潮が重なっているため、海岸付近では高波・高潮にも注意するよう呼び掛けている。


 旧暦15日に当たる同日の最大満潮時間は、午前7時1分と午後7時53分。海岸の低地は高波・高潮が侵入してくる恐れがあり、厳重な警戒が必要。


 離島便では、平良-伊良部を結ぶはやて海運の高速旅客船11往復、フェリー7往復、宮古フェリーの高速旅客船12往復、フェリー6往復がそれぞれ欠航する予定。


 また島尻-大神間の旅客船5往復が運休し、平良-多良間を結ぶフェリーが1往復欠航する見込み。


 20日の各地の港・漁港では、関係者らが船舶の台風対策に追われていた。漁師らは、普段より太いロープを使って漁船を固定していた。


 宮古島漁協組合員で漁師の栗山弘嗣さん(43)は、平良港下里船溜まり(通称布干し堂)に所有のつぐ丸(6㌧)を陸揚げ。台風で船尾が上下に揺れないために、鉄製ポールを垂直に立てて支えた。


 栗山さんは「漁師歴10年。旧盆に台風が襲来するのは初めての体験。台風対策は油断禁物なので、しっかりとした対策で強化した」と言葉を強めた。


 各船会社とも天候の回復状況を把握した上で、運航再開を判断する。