04/25
2024
Thu
旧暦:3月17日 先勝 己 
産業・経済 社会・全般
2013年11月2日(土)9:00

冬春期野菜出荷始まる/JA宮古地区

7億8000万円の販売目指す


緑の濃いみずみずしいゴーヤーが搬入された=1日、JAおきなわ上野集荷場

緑の濃いみずみずしいゴーヤーが搬入された=1日、JAおきなわ上野集荷場


 JAおきなわ宮古地区営農振興センターが取り扱う2013年度冬春期野菜の出荷が先月30日、ゴーヤーを皮切りに始まった。来年1月までにはトウガンやカボチャ、インゲンなどほぼ全品目が出そろう。13年度の野菜販売は前年度実績と比べ3300万円(4・5%)増の7億7900万円を目指す。


 本土産野菜が品薄となる冬場の都市圏市場は、県産の独壇場となる。30日に出荷した初物ゴーヤー(約130㌔)は、キロ単価600円以上の高値を見込む。
 現在出荷している農家は3人と少ない。10月上旬の台風を乗り越え、収穫にこぎつけた。植え付け期の台風襲来は、2年連続。農家の一人は「季節外れの台風が多いので困る」と渋い表情だった。

 1日は、約80㌔入荷した。緑が濃く粒ぞろいも良い上々の品質。農家らは好天続きの豊作を願った。
 ゴーヤーは沖縄が本場の野菜。独特の苦みが特徴で、夏バテに効くと重宝されてきた。25年前のウリミバエ根絶後は、本土への移出が自由になり、健康ブームにも乗って需要が年々伸び現在、関東首都圏では主要野菜に成長した。価格は毎年、高値水準を維持している。

 今年度の出荷は702㌧、2億7300万円を目指す。
 地域別の出荷計画は、下地が最も多く9400万円。上野の9200万円、城辺5400万円、平良2700万円と続く。出荷は3ごろピークを迎え、6月末に終わる。

 ほかの野菜の販売はカボチャ1億9600万円、トウガン1億8000万円、インゲン3600万円、メロン3200万円、オクラ4200万円、タマネギ1300万円を計画した。
 マンゴー(8000万円)を含めた農産物の総販売額は、8億5900万円を目標にしている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月21日(日)8:54
8:54

「宮古横丁」がプレオープン/観光スポットに期待

ホテルアートアベニュー 平良西里にあるホテルアートアベニュー(旧ホテル共和別館)の1階に、タイ料理など7店舗が入る「宮古横丁」が19日、プレオープンした。経済団体や観光団体など関係者らが盛大に開業を祝った。

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!