2013年11月10日(日) 9:00

島の一員として/外国人嫁の日本語教室

“にほんご、むつかしー”


島の一員として言葉や読み書きを学ぶ外国人嫁たち

島の一員として言葉や読み書きを学ぶ外国人嫁たち

 島には多くの外国人女性が嫁いでいる。中でも東南アジアが多く、長い人で20年余という女性もいる。性格はとても明るく、屈託がないが、やはり文化の違う島での生活は何かと支障があり、困っていることも多いと聞く。特に言葉の問題は会話だけでなく読み書きもあり、子どもたちが学校から持ってくる文書など、親が分からないでは済まされない。以前からこのことが気になっていた宮古島市社会福祉協議会の古波蔵孝子さん(コミュニティソーシャルワーカー)は、今回約3カ月間というスパンで10月1日から「日本語教室」の講座を組み、呼び掛けたところ、22人の応募があった。後半にさしかかった教室は、インターナショナルな広がりを見せている。(佐渡山政子)


週2回の講座に生き生き参加


 毎週2回(火・金曜日)の日本語教室は、下地老人福祉センターで午後8時から行われている。講師は元教員の小川栄子さんとキャリアコンサルタントの水野しづえさん。基礎的な読み書きに加え、就労支援にもなればという主催者の意図。まず、五十音からしっかりと身につけ、その後に文章をつづる訓練。小川講師は「長い人たちは結構、会話や読み書きなども不自由ないが、やはり、最近来た方たちにとっては異文化の文字や言葉。しっかり基礎を押さえて、これから自由に読み書きができるようにしたい」と話す。
 下地字上地に嫁いで11年になる砂川ジュディさん(フィリピン出身、49歳)は「今度の日本語教室で、ベトナムの皆さんとも友だちになれてほんとにありがたい。若い人たちはとても覚えが早いので、できたら続けてほしい」と話す。


歌と踊りの交流会/「西原ゆりの会」と


地域交流で西原ゆりの会を招き、歌や踊りを披露した

地域交流で西原ゆりの会を招き、歌や踊りを披露した

 地域とのふれあいも大事と、先月29日は、「西原ゆりの会」の皆さんを招待して、歌や踊りの交流会を行った。フィリピンの皆さんは砂川ジュディさんを中心に、母国語で「神さまに愛される」という歌を紹介した。クリスチャンの多い国でジュディさんは「人生はそんなに心配要らない、神さまが守ってくれる」という歌の内容を紹介した。フィリピンから宮古に約80人が嫁入りしていると話すジュディさんは地域のリーダー的存在。母国の踊りでクイチャー大会にも参加するなど地域交流に積極的。
 ベトナムの若い女性たちが歌ったのは、わらべ歌のような軽いテンポの歌で「おじいちゃん、おばあちゃん大好き。いつまでも孫と一緒に遊んでね」という内容で仏教国を想わせるかわいい歌を紹介した。西原ゆりの会は「生きていくということ」を方言で歌った。他にも、「ひなまつり」や「村まつり」など、日本の童謡唱歌を歌い、最後はみんなでカチャーシー大会となった。
  • 宮古島の人口

    令和元年9月1日現在

    宮古島市 54,764 人
    27,606 人
    27,158 人
    世帯数 27,737 軒
    多良間村 1,131 人
    604 人
    527 人
    世帯数 517 軒
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