社会・全般
2013年12月11日(水)9:00
宮古島市と多良間村に寄付/故下地氏の長女ら香典返し
旧平良市長を2期務め、今年5月に死去した故下地米一氏の長女奥平直子さんは10日、香典返しとして宮古島市と多良間村に「市民や村民のために役立ててほしい」と寄付金を贈呈した。
市役所平良庁舎で行われた贈呈式には奥平さんほか、故下地氏の三女砂川恵子さん、孫の奥平まりさん、大嶺祐伊子さん、ひ孫の祐ノ助君が出席。「少しばかりですが役立ててほしい」と下地敏
彦市長に手渡した。
下地市長は「お父さんは旧平良市の市長として市の発展に尽力してきた。その功績は大きい。宮古を良くしようとする意思を引き継いでいきたい。市民に役立てるよう使っていきたい」と礼を述べた。
香典返しとしての寄付金贈呈は同日、多良間村にも行われ、受け取った伊良皆光夫村長は「村のために大事に使わせていただきます」と感謝した。
下地氏は5月17日に市平良の自宅で死去した。享年91歳。告別式は同月21日に執り行われた。