「福島支援に協力を」/うむい宮古島
15日にカレンダー販売会
福島第一原子力発電所事故で放射能汚染の危険にさらされている福島の子どもたちを、宮古島へ保養に招待するための資金造成のため「笑顔カレンダー」を作成、販売している「うむい宮古島」(藤井一郎会長)が15日午前9時30分から午後5時に、マックスバリュ宮古南店前でカレンダー販売会を開催する。同会の下地朋尚副会長らは13日に会見を開き、広く市民に購入の協力を呼び掛けた。
「笑顔カレンダー」とは、メッセージを持った市民の笑顔写真が日付を示すカレンダーで、同会では昨年から制作、販売を開始。1部500円で販売し、今年7月には販売収益と市民からの寄付などで福島から8家族34人を宮古島に招待した。
今年は11月15日から2014年度版を販売していて、今回は販売開始から1カ月の節目に、カレンダー掲載写真撮影会を行った同スーパー前で販売会を開催することとなった。販売会ではカレンダーのほか、「笑顔ステッカー」(500円)、「笑顔島ぞうり」(1500円)も販売するほか、併せてバザーを開催。収益が福島支援に充てられる。
会見で下地副会長は「福島支援のために作ったカレンダー、ステッカー、島ぞうりなどを購入することで、みんなで福島を応援してほしい」と多数の来場と購入の協力を要請した。
同会では、バザーで販売する商品(食器、寝具除く)の無償提供も呼び掛けている。
問い合わせは同会事務局(プカラス不動産内、電話79・7071、担当・下地)まで。