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教育・文化
2013年12月18日(水)9:00

宮工、5年ぶり優勝/県ものづくり競技大会

根間勇喜君と下地遼太君


ものづくり競技大会で優勝を飾った根間君(中央右)と下地君(同左)。左は宮里校長、右は長濱隆史教諭=17日、宮古工業高校

ものづくり競技大会で優勝を飾った根間君(中央右)と下地君(同左)。左は宮里校長、右は長濱隆史教諭=17日、宮古工業高校

 第7回県高校生ものづくり競技大会〈メカトロニクス職種〉(主催・県工業教育研究会)がこのほど、沖縄市の県立総合教育センターで行われ、宮古工業ものづくり部の根間勇喜君(2年)と下地遼太君(同)のチームが優勝した。同部は5年ぶり2度目の頂点。2人は来年8月、県代表として全国大会に出場する。


 この大会は、県内の工業高校に通う高校生の機械制御に関する技術と技能を磨くことが狙い。今大会には宮工ほか、沖縄工業、美来工科、那覇工業から計6チームが参加した。

 メカトロニクスとは機械工学のメカニクスと電子工学のエレクロトニクスを合体した造語。情報工学や制御工学を加え機械装置、センサー、電気回路、制御装置などの機器を駆使して機械システムを自動で動作させる技術分野だ。

 身近な例としては自動販売機や信号機、自動ドアなどで活用されている。

 大会では、自動機械システムを制御する際の正確性とスピードを競う。与えられた課題に応じて機械システムを変更し、プログラムを書き込んで正しく動作させなければならない。

 宮工ものづくり部の根間君と下地君は、これらの課題を速く、正しくクリアして優勝を勝ち取った。

 根間君は「2人で力を合わせて優勝することができてとてもうれしい。若年者ものづくり大会(全国)でも上位を目指したい」と喜びと意気込みを話した。

 下地君は「優勝は本当にうれしい。若年者ものづくり大会では課題をクリアして上位に入れるように頑張りたい」と話した。

 2人の生徒の活躍に宮里幸利校長は「日ごろの学習の積み重ねが今回の大きな成果につながった」と高く評価。「さらに上を目指して頑張ってほしい」と力強く激励した。


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