「絶対ダメ!」飲酒運転/クリスマス・イブ作戦
根絶訴えチラシ配布/サンタまる子ちゃんも参加
交通安全意識を高めようと、宮古島署など関係団体による「クリスマス・イブ作戦」が24日、市内スーパー前で展開された。参加者が買い物客にチラシやカレンダーを配布して飲酒運転の根絶を訴えた。作戦にはサンタクロース姿の「リアル宮古島まる子ちゃん」も参加し、共に交通安全をアピールした。
年末年始交通安全県民運動の一環で、宮古島署と宮古島地区交通安全協会、宮古島市が共催した。
出発式が平良庁舎で行われ、はじめに交通安全協会の宮里敏男会長が「年末年始はどうしても酒を飲む機会が多くなる。このクリスマス・イブ作戦を通して市民に注意を促し、飲酒運転の根絶と交通安全をアピールしよう」と呼び掛けた。
宮古島署交通課の砂川秀輝課長は「日本一安全な宮古島市をつくるために、みんなで力を合わせて頑張りたい」と述べ、運動の展開に伴う交通安全意識の高まりに期待を込めた。
リアルまる子ちゃんは交通安全メッセージを読み上げ、「歩行者もドライバーも相手のことを考え、思いやりの気持ちを持ち、交通ルールを守って行動してほしい」と訴えた。その上で▽運転するなら酒を飲まない▽酒を飲んだら運転しない▽運転する人には酒を飲まさない▽酒を飲んだ人に運転させない-の「四ない運動」の推進を促した。
この後、2カ所のスーパーに分かれて交通安全運動を展開した。交通安全協会の宮里会長やまる子ちゃんはサンタクロースの格好で参加。買い物客に「メリークリスマス!」と声を掛けながらチラシやカレンダーを配って飲酒運転の根絶と交通安全を呼び掛けた。
年末年始の交通安全運動は来年1月4日まで。運動の重点は▽飲酒運転の根絶▽子どもと高齢者の交通事故防止▽二輪車の交通事故防止▽すべての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底-。