03/28
2024
Thu
旧暦:2月19日 友引 辛 
社会・全般
2014年2月1日(土)9:00

生乳、4カ月ぶり再開/学校給食用牛乳

島内搾乳量が安定


4カ月ぶりに生乳が提供されている学校給食用牛乳。子供たちの反応はさまざまだ=31日、下地小学校

4カ月ぶりに生乳が提供されている学校給食用牛乳。子供たちの反応はさまざまだ=31日、下地小学校

 宮古島市立小中学校の学校給食用牛乳で、生乳の提供が4カ月ぶりに再開されている。3学期がスタートした1月7日から提供されており、県内では唯一「加工乳」だった状態が解消された。島内にある乳牛牧場が新たに約40頭の乳牛を導入し、搾乳量が安定したことが再開の要因だ。

 市の学校給食用牛乳は2001年から生乳100%を提供してきたが、今年は暑さの影響で夏場の搾乳量が減少し、十分な生乳が確保できなかった。

 このため9月から加工乳に変更。2学期の間、児童生徒には主原料の生乳に脱脂粉乳やクリーム、バターなどの乳製品を加えた加工乳のみが提供された。

 この間、平良学校給食共同調理場などには「なぜ加工乳なのか」といった問い合わせがあったが大きな混乱はなかった。ただ、一部父母らの間では生乳の再開を求める声もあった。

 今回、生乳の提供が再開されたのは搾乳量が安定したため。市の教育委員会や農林水産部によると、島内の飼育業者が約40頭の乳牛を導入し、必要な生乳の確保が容易になった。

 搾乳量が一気に落ちる夏場も、乳牛増頭に伴う搾乳量の増加で安定的な生乳の供給が可能だという。

 4カ月ぶりに生乳を味わう子供たちの反応はさまざま。「生乳の方が飲みやすくておいしい」とする声がある一方で、加工乳の味を好む児童もいた。

 教育委員会教育部は「生乳の提供が再開されてひとまずほっとしている。教育委員会としては、他の市町村と同じように、今後も子供たちに生乳を提供していきたい」としている。


カテゴリー一覧

観光関係

2024年3月24日(日)8:59
8:59

きれいな前浜宣言へ

海びらき向けビーチ清掃/宮古島観光協   宮古島観光協会(吉井良介会長)は23日、与那覇前浜ビーチで31日に開催する「2024海族まつり・第46回サンゴの楽園未来まで集まれ遊ぼう宮古島の海びらき」に向けてビーチクリーンアップ活動を同ビーチで行った。会…

2024年2月22日(木)8:59
8:59

市に地域創生金賞/楽天トラベルアワード

市長「知名度さらに」/2宿泊施設も高評価   楽天グループが運営する旅行予約サービス「楽天トラベル」はこのほど、国内の登録宿泊施設や自治体を表彰する「楽天トラベルアワード2023」を発表した。宮古島市が「楽天トラベル地域創生賞ゴールドアワード」を受賞…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!