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社会・全般
2014年3月8日(土)9:00

交通死亡事故ゼロ2年達成/宮古島署管内

5万人以上では県内初
宮城署長 「関係機関と連携の結果」


宮古島署と連携して交通事故防止の広報活動をする地区交通安全協会の広報車=7日、宮古島署

宮古島署と連携して交通事故防止の広報活動をする地区交通安全協会の広報車=7日、宮古島署

 宮古島署(宮城英眞署長)は7日、同署管内で交通死亡事故ゼロ2年(2012年3月7日~14年3月6日)を初めて達成したと発表した。県内で人口5万人以上の自治体で交通死亡事故2年ゼロ達成は初。県内14警察署で2年間ゼロを達成したのは本部署と宮古島署のみ。宮城署長は「引き続き交通死亡事故ゼロを維持できるよう、関係機関団体と連携を密にして交通安全対策を推進したい」と述べた。

 同署管内の2013年の交通事故発生件数は115件で前年比で10件の減、死亡者数は0人で前年比2人減、負傷者数は139人で前年比11人の減。

 宮城署長は「交通死亡事故ゼロ2年を迎えることができたことは自治体、宮古島地区交通安全協会(宮里敏男会長)、交通安全ボランティアの人たちとの交通安全思想の普及、高揚と交通事故抑止のための活動に取り組んだ結果」と活動の有効性を挙げた。

 宮里会長は「みんなの協力で2年間達成できてありがたいと思う。これを新たなスタートに3年目に向け頑張りたい。このように達成できたということは、ボランティアとしても、活動のやりがいがある」と今後にむけて、さらに積極的な取り組みの姿勢を示した。

 宮古島署、地区交通安全協会はこれまでも交通事故抑止対策として、関係機関と協力し、飲酒運転根絶対策として宮古島まもる君、まるこちゃんを活用した広報啓発や飲食店などの協力を得て、飲酒運転根絶機運の醸成を図ってきた。

 また、これまでに宮古地区タクシー協会や交通安全学区自治会など管内の230事業所や団体(宣言人数6116人)が「飲酒運転根絶宣言」をしている。

 さらに同協会や自治会などが各家庭を戸別訪問し、交通事故防止や飲酒運転根絶に向け「お茶の間訪問」作戦による啓発活動など地道な取り組みを進めている。


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