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2014年4月10日(木)8:55

宮古島海上保安署長/山本雅司さん(50歳)

海上の治安確保に全力


山本雅司さん

山本雅司さん

 宮古島海上保安署の署長に1日付で着任した、山本雅司署長は「宮古島の管轄海域、区域を、配属されている機動力のある巡視船艇3隻をまとめ、署員と一体となって『安全・安心な海』を守るために、海上の安全と治安の確保に頑張っていきたい」と抱負を述べた。

 直近の勤務は那覇海上保安部の巡視船「りゅうきゅう」の運用司令長だった。陸上勤務は勤務形態が全く違う。「船が現場の最前線ではあるが、保安署もある意味、最前線。陸上勤務に早く慣れたい」と、確認しながら業務に当たっている。

 宮古島海上保安署は国境に接した領海を管轄に持つ。山本署長は着任後「署員も最前線にいるという自覚と、強い使命感を持って前線に向かっている」と実感した。

 同署への赴任を命じられたとき「国境に接する島の領海警備のこともあり重責だ」と感じた。「ここ数年は、尖閣諸島に中国の公船が接近するなど、失敗は許されない厳しい環境にある。一つ一つ着実に任務をこなしていく」と述べた。

 初めての宮古島勤務。島の印象を「海がきれいで、どこに行ってもとても景色がいい」と話した。

 山本 雅司氏(やまもと・まさし) 1964(昭和39)年1月生まれ。50歳。福岡県出身。海上保安大学校卒。串木野海上保安部巡視船「きりしま」機関長、第10管区海上保安本部人事課長、石垣海上保安部巡視船「いしがき」機関長、那覇海上保安部巡視船「りゅうきゅう」運用司令長などを経て現職。

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