空、海 全便が欠航へ
漁船は陸揚げ係留で対策
大型で非常に強い台風8号の影響で、宮古島地方は7日、昼ごろから次第に風が強く吹き始めた。市内のすべての漁港では、漁船やプレジャーボートなどを陸揚げしたり、ロープで係留する風景が見られた。
きょう8日には、宮古島地方に台風が最接近する可能性があり、宮古島と周辺離島を結ぶ船舶は7日の時点で運航を停止し欠航した。
平良―佐良浜を結ぶスーパーライナーはやては、7日午後1時30分の平良港発の便以降すべて欠航した。
高速船うぷゆうは平良港午後2時30発、フェリーゆうむつは平良港午前11時40分発以降の便を欠航した。平良―佐良浜の各船便とも8日は全便欠航を決めている。
また、宮古島と沖縄本島を結ぶ琉球海運の船もきょう8日の欠航を決め、多良間を結ぶフェリーたらまゆうは7日の便から欠航した。
8日の空の便では、スカイマーク(SKY)と日本トランスオーシャン航空(JTA)、琉球エアーコミューター(RAC)の全便が欠航を決めた。全日本空輸(ANA)は那覇空港を発着する便に始発便から終日、影響が出るとしている。