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社会・全般
2014年7月15日(火)9:00

北学区の範囲拡大を決定/市学校区審議会

答申内容をまとめた市学校区審議会の第7回会議=14日、市役所平良庁舎

答申内容をまとめた市学校区審議会の第7回会議=14日、市役所平良庁舎

 宮古島市学校区審議会の第7回会議が14日午後、市役所平良庁舎で開かれ、2015年度以降に適用する新校区の答申内容を確認した。新校区では北学区の範囲を拡大し臨港道路、パイナガマビーチ周辺の「南西里」などを同区内に盛り込む。久松学区と南学区の境界は国道390号に設定した。これらの編成を通して児童数の均一化を図る。答申では校区編成に伴う児童生徒の通学路での安全・安心を求める意見を付す。23日午後、市教育委員会の佐平博昭委員長に答申する。

 この日は先月9日の審議会で決定した答申の内容を再確認して一部の文言を修正、併せて意見を付した。

 付帯意見は▽学校区の編成に伴う児童・生徒の通学路の安心・安全の確保▽学校区の拡大に伴う児童・生徒への指導上の配慮▽指定通学校区の変更申請に対する教育委員会の適宜な対応▽編成案に対する市民の理解および周知-。

 審議会は、過去6回の協議で新校区を編成した。基本的に幹線道路、補助幹線道路を境界に設定し、現状の校区内にある凹凸を解消しながら市民に分かりやすい形で線を引いた。

 最も大きな課題になったのが北学区における児童数の減少。このため、現在は平一学区の南西里一区を北学区に再編、南学区の南西里二区も北学区に組み入れて範囲を拡大した。

 その北学区とは対照的に児童数が増えている久松学区は、南学区との境界を国道390号に設定することで児童数の調整を図る。

 このほかの校区も編成されているが、詳細については答申を受けた市教育委員会が最終決定した上で市民に周知する。

 会議の冒頭、奈良俊一郎会長は「積極的な意見交換でこの案までたどり着くことができた」と総括。その上で「文言修正など最終答申に向けて活発な論議をお願いしたい」と述べた。

 この後、委員が最終審議を行い、一部の文言を修正して答申内容をまとめた。


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