パティシエ体験がスタート/ロハスダイニング
体験工芸村郷土料理工房
宮古島の食材を使ったスイーツの製造、販売などを行っているロハスダイニング(若林昌英代表)はこのほど、同社の工房がある市体験工芸村の郷土料理体験工房の管理者となり、スイーツ作りを行う「パティシエ体験プログラム」をスタート。今年3月に宮古特別支援学校を卒業し、同社に就職した砂川奈美さんがインストラクターを務めている。
体験では、同社の商品である宮古島産紅イモを使ったスイーツ作りが体験でき、焼き上がった菓子は土産品として持ち帰ることができる。5日には東京からの女性観光客2人が参加した。
砂川さんは、専用の金型へ菓子の生地を流し込むやり方などの見本を示し、参加者は見本を参考に生地の流し込みに挑戦。オーブンで焼き上げた菓子は商品と同様に一つ一つを袋詰めし、化粧箱に詰めていった。
参加した女性は「菓子作りは初めて体験したが、生地を絞るのは難しかった。奈美さんはさすがプロだと思った」と感想を語った。
砂川さんは「菓子作りは楽しいので、体験者にも楽しんでもらえるとうれしい。楽しさを多くの人にうまく伝えられたらと思う」との思いを示した。
同体験プログラム参加には予約が必要。問い合わせ、予約は同社(電話79・0694)まで。