手登根(久松3年)砲丸準V/全九州中学陸上
13㍍29、堂々の宮古新
中学陸上の第36回全九州大会は8日、長崎県立総合運動公園陸上競技場で各種決勝を行い、共通男子砲丸投に出場した久松3年の手登根武魁が13㍍29の宮古新で2位に入った。自己最高の結果に手登根は「自己記録と宮古記録を更新できてうれしい」と話した。
手登根は1投目でいきなり13㍍30の投てきを見せたがこれはファウル。2投目には12㍍78を投げてトップに立ったが、3投目で逆転を許した。その後5投目に13㍍14、最終試技でこの日最高の13㍍29を投げた。惜しくも1位には約20㌢届かなかったが、自己最高の順位と記録を残した。
事前練習では14㍍台を連発するなど調子は上向いていたが、大会本番の緊張と雨の影響で思うような投てきができなかった。
手登根は「自己記録と宮古記録の更新はうれしいことだけど、1位になった選手も同じ条件で投げている中で勝ちきれなかったことは悔しい」と振り返った。
今月23日にはジュニア陸上県予選に出場し優勝と全国出場を目指す。「ジュニア陸上では県記録の14㍍23を更新したい」と話し、次戦に意欲を見せた。
九州陸上には手登根のほか、1年男子100㍍に北の奥原海斗、共通男子400㍍に鏡原の砂川琉飛、2年女子800㍍に福嶺の仲地楓華、共通女子走幅跳に上野の熊谷朔良が出場しているが、いずれも決勝進出はならなかった。