04/18
2024
Thu
旧暦:3月10日 赤口 壬 
政治・行政
2014年9月30日(火)9:00

「伊良部大橋の経済効果は」/県議会一般質問

奥平氏がただす


9月定例県議会の一般質問初日に登壇した奥平一夫氏=29日、県議会

9月定例県議会の一般質問初日に登壇した奥平一夫氏=29日、県議会

 【那覇支社】県議会9月定例会は一般質問初日の29日、奥平一夫氏(県民ネット)ら野党会派の7氏が登壇し、奥平氏は伊良部大橋供用に伴う地域振興と下地島空港・周辺残地利活用などについて県執行部の考えをただした。

 同大橋による経済効果について、川上好久副知事は「移動時間などの短縮により、建設費(395億円)などの約3倍の効果があると推計している」と明らかにし、「宮古圏域が一体化され経済や人の交流が盛んとなり、農水産業の発展や観光産業の振興、雇用機会の創出など、さまざまな効果が期待される」と述べた。

 伊良部高校の存続について、諸見里明教育長は「伊良部地域の少子化に伴い児童・生徒数が今後も減少傾向にあり、同校の適正規模を維持することは極めて厳しい状況にある」とした上で、「同橋開通後の入学者の推移を注視したい」と答えた。

 観光客数の増加予想について、高良倉吉副知事は「目標値は2013年度実績の約40万人を基に、目標設定に必要な宿泊施設やレンタカーなどの受け入れ体制について関係者との調整を進めている」と報告した。

 下地島空港の新たな利活用について、當銘健一郎土木建築部長は「事業対象地の概況、環境などの周知広報活動に取り組んでおり、10月上旬から12月上旬にかけ、事業提案の受け付けを行う予定」と述べた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!