04/25
2024
Thu
旧暦:3月17日 先勝 己 
教育・文化
2014年10月2日(木)9:00

2次審査で視察団来島/世界農業遺産登録

多良間「八月踊り」を見学


視察団は村内各所を視察し、「八月踊り」(仲筋)の短縮版などを見学した=9月30日、字仲筋の土原御願

視察団は村内各所を視察し、「八月踊り」(仲筋)の短縮版などを見学した=9月30日、字仲筋の土原御願

 【多良間】世界農業遺産(国際連合食糧農業機関が認定)への登録申請を行った多良間村に9月30日、2次審査を行うための視察団20人が来島した。視察団は1日までの2日間、村内の各所を見聞した後、関係者からの聞き取り調査などを行った。村では「八月踊り」(仲筋)の短縮版を披露するなどして、登録認可のためのアピールを行った。

 世界農業遺産は、近代化の中で失われつつあるその土地の環境を生かした伝統的な農業や農法、生物多様性が守られた土地利用、農村文化・農村景観などを「地域システム」として一体的に維持保全し、次世代へ継承していくことを目的に国連機関が地域を定めて認定するもの。
 視察団は伊良皆光夫村長の案内で、村内の農地の状況や島内の自然環境を視察した。

 視察団の1人で世界農業遺産の審査を務める横浜国立大学大学院の酒井暁子准教授(環境情報学)は「生活の中に伝統文化が生きている多良間島が伝わってきた。八月踊りはテレビで見たことはあるが、じかに見ることができ感銘を覚えた。島全体で熱心に取り組んでいる様子が分かった」と感想を述べた。視察団はこのほか、村内の名勝地や農業関係機関を訪れ、1日午後の便で帰任した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月21日(日)8:54
8:54

「宮古横丁」がプレオープン/観光スポットに期待

ホテルアートアベニュー 平良西里にあるホテルアートアベニュー(旧ホテル共和別館)の1階に、タイ料理など7店舗が入る「宮古横丁」が19日、プレオープンした。経済団体や観光団体など関係者らが盛大に開業を祝った。

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!