狩俣さんに大阪航空局長賞/JTAサザンスカイサービス
旅客業務通じ地域貢献
日本トランスオーシャン航空(JTA、丸川潔社長)の関連会社JTAサザンスカイサービス宮古空港所で旅客課マネジャーを務める狩俣光広さん(57)が大阪航空局長賞を受賞し3日、受賞報告を行った。狩俣さんの同表彰は長年にわたり航空輸送に係る航空業務に精励し、地域発展に貢献した功績が認められた。同社宮古空港所からの局長賞受賞は3年連続6人目となる。
受賞報告会にはJTA宮古支社の金城徹支社長が同席し、狩俣さんの経歴や受賞理由などを紹介した。
表彰状を手にした狩俣さんは「受賞の知らせを聞いた時、私でよいのかと思った。これからも慢心することなく業務に精進していきたい」と感想を述べた。
39年余の空港業務で、一番の思い出は宮古-東京直行便の開設だったと狩俣さんは話した。「東京直行便開設の日は宮古全体がお祭りムードに包まれた。宮古島を挙げて盛大に祝ったことをよく覚えている」と話した。
普段から心掛けていることと、今後の抱負について狩俣さんは、「お客に寄り添う気持ちを持つことを常に心掛けている。高齢社会となり、宮古空港も車いすを使っての搭乗客が増えている。高齢者にも優しい業務が行えるよう努めていきたい」と話した。
金城支社長は「狩俣さんの受賞は後輩たちの良い励みとなる。われわれも良き先輩を見習い、業務に精励していきたい」と述べ祝福の言葉を送った。