330人がゴルフで交流/本社杯親睦
一般優勝は手登根さん/レディースは荷川取さん
第17回宮古毎日親睦ゴルフ大会(主催・宮古毎日新聞社、主管・宮古ゴルフ連盟、特別協賛・日本トランスオーシャン航空)は5日、エメラルドコーストゴルフリンクスとシギラベイカントリークラブの2会場で行われ、一般は手登根光彦さん、ミッドグランドシニアは篠原猛さん、シニアは砂辺清吉さん、レディースは荷川取多賀子さんがそれぞれ優勝した。
ゴルフ愛好者らの技術向上と健康増進を図ることなどを目的に毎年開催されている。
今大会には、男女約330人のゴルフ愛好者が参加。職場仲間やゴルフ仲間、友人などと一緒にコースを回った。
この日は台風18号の影響で強風が吹き、ボールコントロールに苦しんだが、上位を狙う参加者らは風をうまく攻略してスコアを伸ばしていた。
表彰式と懇親会が同日夜、JAおきなわ宮古地区本部2階大ホールで行われた。
主催者を代表してあいさつした平良覚社長は「参加者全員が無事にホールアウトできて良かった。楽しいプレーを満喫したと思う。この表彰式と懇親会でさらに交流を深めてほしい」と呼び掛けた。
乾杯の音頭を取った八重山毎日新聞社の黒島安隆社長は「この大会は素晴らしい歴史がある。石垣からもたくさんのゴルファーが来て交流ができるような環境づくりをしてほしい」、宮古ゴルフ連盟の野津武彦会長は「最近、ゴルフ人口が少なくなっている。若い人たちにゴルフの楽しさを教えてもらい底辺拡大につなげてほしい」と参加者に協力を呼び掛けた。
表彰式では、各部門の上位3位までに賞状とトロフィーが贈られたほか「ドラコン」「ニアピン」などの特別表彰も行われた。
引き続き行われた抽選会では自転車や扇風機、ゴルフバッグ、パソコン、東京・宮古往復航空券などの豪華賞品が準備され、当選番号が読み上げられると大きな歓声が上がった。
今回初めて、ホールインワンを達成した参加者には「ホールインワン賞」として40万円相当の軽自動車を進呈。しかし、ホールインワンを達成した参加者がいなかったため抽選となり大いに盛り上がった。
同大会は本紙創刊(1955年9月19日)を記念し、1998年に「宮古毎日新聞杯先島親善ゴルフ大会」としてスタート。第6回大会から、親睦をメーンに誰でも参加できる大会にしようと現在の名称に変更した。