学校給食調理場条例など審議/市教育委員会
共同調理場の現状報告受ける
市教育委員会(佐平博昭委員長)は28日、2014年度第7回の定例会を開き、宮原小学校の廃校に伴い、市立学校給食共同調理場管理規則を変更する必要のあることから、その一部を改正する規則を審議し、全会一致で可決した。同規則改正案は、平良学校給食共同調理場の給食実施校から宮原小学校の校名を削除するというもの。次年度4月1日に施行される。
また、定例会では2013年度教育事務事業点検評価報告書について宮國博教育長から報告があり、その中身について審議した。審議では、評価項目のうち、点数が低かった教育の日に行われる「夢実現支援事業」について、その是正策などが話し合われた。
野原敏之委員からは、少数の児童生徒に支援を行うのみならず、「金額が小さくても支援枠を多数の児童生徒に拡大すべきではないか」などの意見が出された。
このほか、前回の定例会で佐平委員長から求めのあった学校給食調理場の運営経費の詳細について事務局から報告が行われた。このうち、市内5調理場での調理場職員一人あたり対応食数が報告され、平良では188人、城辺63人、上野67人、下地68人、伊良部62人と、各調理場での対応食数にばらつきが生じていることが報告された。
これらの報告を受けて市教育委では、今後の調理場の運営をセンター化するかどうかの案も含めて検討を進める考えだ。