さらなる発展誓う/栄寿園
開設20周年記念式典/関係者集い盛大に祝う
介護老人保健施設「栄寿園」の開設20周年記念式典および祝賀会が1日、同園で行われ、施設利用者と関係者が20年の節目を盛大に祝うとともに地域福祉の充実を担う施設としてさらなる発展を誓った。
式辞で砂川盛一理事長は「20周年の節目を迎えることができたのも来賓、関係機関、地域のおかげ。これからも施設利用者が安心した生活が過ごせるためにもさらに良質なサービスを提供し、地域福祉の拠点となるよう役職員一丸となって取り組みたい」と述べた。
式典では、初代常務理事で2代目と4代目の施設長の塩川寛令相談役に砂川理事長から感謝状が授与された。そのほか、永年勤続者への記念品贈呈も行われ、7人の職員に記念品が贈呈された。
永年勤続者を代表して伊良皆春美さんは「私が19年4カ月楽しく働くことができたのも関係者の指導と協力のおかげであり、たくさんのことを学ばせてもらった。栄寿園のさらなる発展を期待している」と述べた。
祝辞では、同園家族会の上地豪一会長が「設備の充実した同園で私の母親も介護を受けていく中で表情がどんどん穏やかになった。宮古の福祉向上にとって同園の果たす役割は大きい。これからも地域に必要な施設としてさらに発展してほしい」と期待を寄せた。
そのほか、高江洲均施設長が施設概要の説明を行った。
式典後は祝賀会が行われ、久田流舞踊研究所OBによる琉球舞踊や同園職員による「久松五勇士」などの余興が行われ、楽しい雰囲気の中で20年の節目を祝った。