安慶田さんの受賞たたえる/社会教育活動の充実に期待
徳島県で開催された全国社会教育研究大会で、全国社会教育委員連合会長表彰を受けた安慶田昌宏さん(75)=城辺砂川出身=の祝賀会が1日夜、平良のレストランで開かれた。大勢の関係者が集い、安慶田さんの受賞を祝うとともに、地域における社会教育活動のさらなる充実に期待した。
同表彰の受賞は宮古からは2人目。安慶田さんは1987年に社会教育主事の資格を取得。生涯学習のコーディネーターとして、指導者の養成や研修などの企画に携わり、青少年健全育成の取り組みに尽力した。
2012年には県社会教育功労賞を受賞。現在は特定非営利法人「ばんず」代表で指定管理者となっている宮古青少年の家所長として、情操教育を図るためのさまざまなイベントを開催している。
この日の祝賀会には教育関係者が多数参加。多良間中時代の恩師だったという多良間村の伊良皆光夫村長は「社会教育は、それぞれの人たちの生きがいに種をまくといわれる。これからも地域を明るくする活動に期待している」とあいさつした。
安慶田さんは「身に余る表彰に感激している。責任の重さを痛感し、厳しく身を引き締めて頑張らなければと心に秘め、生涯学習により一層精励していきたい」と決意を示した。
祝賀会では、祝宴にふさわしい歌や踊りが披露され、幕間には乾杯の音頭が続き大いに盛り上がった。