367人がプレーで交流/南部忠平杯Gゴルフ宮古島大会
団体優勝は石川クラブ(石垣市)/個人は与座さん(市平良)初制覇
第27回南部忠平杯グラウンドゴルフ宮古島大会(主催・宮古島市)が9日、市陸上競技場で行われ、島内外から参加した367人がプレーを通して交流を深めた。競技の結果、団体の部は石垣市の石川クラブが優勝。個人総合の部は宮古島市平良の与座義文さんが初優勝を飾った。男女ペアの部優勝は那覇市から参加の平良恵信・信子さん。
大会には秋田、埼玉、和歌山、岡山、福岡の各県から計28人、那覇や浦添、宜野湾、石垣など県内からは128人が参加した。地元参加は計211人。
開会式で大会長の下地敏彦市長は「プレーを楽しみながら交流を深め、思い出の1ページとして長く心に残る大会になることを期待している」と述べ、歓迎の気持ちを込めた。
県グラウンド・ゴルフ協会の嘉手苅喜郎会長と秋田太田「南部忠平杯」グラウンドゴルフ大会優勝者の伊藤知一さんが祝辞を述べて大会の成功を期待した。
続いて、今大会の男女最高齢参加者を表彰。92歳の垣花勇さん(那覇市)と89歳の平良トヨさん(宮古島市平良)をたたえた。
前回大会ペアの部優勝の川村貢・波子さんが選手宣誓し、全力で楽しみ、プレーすることを誓った。
競技は8ホールのコースを3ラウンドする方法で行われた。この日はあいにくの天候となり、雨で競技を中断することもあった。
そんな中でも参加者は集中力を切らさずプレー。それぞれベストスコアを目指した。
団体優勝したのは石川クラブの黒石忠雄さん・恵美子さん・昌勝さんの親子3人と、津嘉山孝さん、具志堅弘さん、仲地義昭さんの6人。表彰式では20回大会以来の優勝を喜び合った。
恵美子さんは「連覇を懸けた21回大会は雨に降られてスコアが伸びずに悔しい思いをしたけど、今回の大会は雨の影響なのか1打差で勝つことができた」と話した。
個人総合初優勝の与座さんのスコアは計48打。2位の高橋幸一さんに1打差で勝った。「ホールインワンを3回出したことが大きいが、運も味方をしてくれたと思う」と話した。