1月31日 午後1時20分渡り初め/伊良部大橋開通式実施本部
開始時間を決定/式典向け祝賀ムード高まる
来年1月31日に伊良部大橋が開通するまで2カ月余り-。伊良部大橋開通式実施本部(本部長・小橋川透宮古土木事務所長)の会合が11日、県宮古合同庁舎で開かれ、渡り初め開始時間は31日午後1時20分と決定した。安全祈願祭(主催・伊良部大橋工事連絡協議会)、開通式典(同・県)・祝賀会(同・市)の開始時間も決まり、開通式に向け、いよいよ祝賀ムードは高まりそうだ。
島内外からの招待者は1100~1200人の規模を予定。31日正午から宮古本島の平良上部工ヤードで安全祈願祭を執り行う。
神事を終えた午後1時に大橋久松側橋詰付近で関係者による記念植樹を実施する。久松小・中学校、佐良浜小・中学校、伊良部小・中学校の児童・生徒の代表らが参加し、盛り上げる。
午後1時20分、同橋詰付近で県知事や宮古島市長ら関係者によるテープカット、くす玉開披、久松中学校の生徒たちによる獅子舞と続き、待望の渡り初めを実施する。
渡り初めは主航路部橋梁まで行う予定。距離にして1㌔程度とし、徒歩時間は20分を予定。
開通式典は午後2時40分から県立伊良部高校の体育館で開催。県知事の祝辞、工事経過報告、来賓祝辞、同校の生徒代表による作文朗読が予定されている。
祝賀会は午後4時から市伊良部公民館で催される。主催者を代表して下地敏彦市長が祝辞。舞台の余興では、地域住民らが趣向を凝らした演目で喜びを表現する。