教育・文化
2014年11月14日(金)9:00
税の大切さ学ぶ/法人会青年部会が租税教室
平一小で友利さん講話
沖縄宮古法人会青年部会(伊沢忠憲部会長)の租税教室が13日、平良第一小学校の6年生95人を対象に行われ、児童たちは税の仕組みや納税の大切さについて学んだ。
講師の友利博明副部会長は、税金クイズや1億円のレプリカを紹介しながら税金が社会生活にどのように生かされているのかについて分かりやすく説明した。
税金はいつから納める義務があるのかについての質問に、児童たちからは「働き始めてから」などの回答があったが友利さんは「年齢制限はなく、所得があれば所得税、財産をもらったら贈与税、財産を相続したら相続税を納めないといけないし、日々の買い物でも消費税を払っている」と説明した。
そのほか、DVD「マリンとヤマト」の鑑賞も行われ、世の中から税金がなくなったら、交通事故を起こしても、お金がないので救急車を呼べなかったり、ごみが処理されず、町が汚くなったり、交番も有料化になって、治安が悪くなることなどが説明された。
児童たちは、講話と物語を通して税金が果たす役割の重要性を学んだ。