濱川優希さん最優秀賞 電気工事技術で九州一
電気工事の技能を競う第48回全九州技能競技大会がこのほど、北谷町で開催され、県代表で出場した宮古電気工事業協同組合(川満盛長理事長)に所属するオンワード技研の濱川優希さんが最高賞の最優秀賞に輝いた。濱川さんは21日、下地敏彦市長に報告し、最高賞の喜びと全国大会に向けての決意を語った。
この大会は、電気工事技術者の技能習得意欲を推進し、施工技術の水準を向上させることが狙い。競技は課題配線図に基づき、安全で正確な施工ができているかどうかを競う。
濱川さんは9月の県予選では第2位だったが、九州大会では県予選の優勝者を抑えて最高賞に輝いた。
下地市長への報告で濱川さんは「県予選での課題を解消して最優秀賞を取ることができた」と喜んだ。その上で「全国大会では本番の空気に飲まれないように気を付けたい。課題はたくさんあるが、出場するからには第1位を目指して頑張りたい」と意欲を話した。
下地市長は「宮古の電気工事技術の高さをアピールする素晴らしい成果だ」と祝福。「全国でも優勝を目指して頑張ってほしい」と激励を込めた。
全国大会は29日、東京両国国技館で行われる。