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2014年12月14日(日) 9:00

自分と向き合い力必要

天野氏 強く生きる力の伸ばし方講演/東大出身者も語る


天野氏の講話に聞き入る来場者たち=13日、県宮古合同庁舎

天野氏の講話に聞き入る来場者たち=13日、県宮古合同庁舎

 講演会「子育て真っ最中のお父さんとお母さんへ『子どもの強く生きる力の伸ばし方」(主催・みやこじまこどもセンター)が13日、県宮古合同庁舎で開かれた。同センター代表理事で市内でバイオリン教室を主宰する天野誠氏が子育てをする上で自分と向き合う力を付けさせる必要性などを主張したほか、東京大学出身の花田潤也沖縄総合事務局宮古伊良部農業水利事業所調査設計課長と難波紀伝宮古テレビアナウンサーをゲストに招き、学生時代の話などを聞いた。


 講演で天野氏は、進学、就職などで多くの子供が17歳で島を離れる現状を踏まえ、「宮古の子は東京より17歳までにしっかりとしなければならない」とした上で、「ここ(宮古)で培ったことが東京で通用するのであれば、それが子供たちの心のよりどころになる」との持論を紹介。そのためには、ていねいに育て、自分と向き合う力を付けさせることが必要と訴えた。


 人が何かを好きになるには、その前に「うまくできた」という体験があると指摘。勉強を好きにさせるには、うまくできる機会を与えるよう呼び掛けた。


 東京が効率の良さや生産性の高さを優先するのに対し、沖縄には人に対する寛容さや人を許す優しさがあるという天野氏。宮古の子には「君の育った宮古島はすてきなところに違いない、と言われる子に育ててほしい」との思いを語った。


 花田氏と難波氏を迎えてのトークでは、2人が東京大学に入学するまでの経歴や受験に向けどんな勉強をしていたかなどを紹介。高校でトップの成績を収め「勉強をすれば結果が出る」と感じ、そこから勉強が好きになったと話す花田氏は「一緒に勉強をする仲間がいたので頑張れた」と振り返った。難波氏は「東大では周りに、自分に向き合って自分の人生を決めようという意思を持っている人がいて、自分も自分で人生を生きていく選択ができるようになりたいと思っていた」と当時の思いを語った。

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