「公正公平な議会運営を」/野党議員連絡会
市議会 真栄城議長に抗議
市議会野党議員連絡会(新城元吉代表)は18日、今月16日に閉会した市議会12月定例会における真栄城徳彦議長の議会運営について抗議を申し入れた。同日午後に会見を開いた同連絡会の新城代表、亀浜玲子氏、上里樹氏は「12月定例会における議長の対応には問題があり、申し入れではその議会運営に厳しく抗議するとともに公正公平で適切な議会運営を求めた」と説明した。
同連絡会によると、15日に行われた本会議の一般質問中、仲間頼信氏の発言を巡って与党議員全員が休憩理由も述べず議長の許可も得ないまま無断退場。その際、真栄城議長もそのまま議場を離れ本会議は中断した。
この行為に対して同連絡会は「数の力で本会議を中断させるようなことがあってはならない。議長は直ちに全議員を議場に戻すなど毅然(きぜん)とした態度を取るべきだった」としている。
さらに16日の最終本会議の開会が1時間以上も遅れたことについても「真栄城議長が今議会で提出された『処分要求書』と『資格決定要求書』に関係する両議員との調整に関する件で、議長がその取り下げなどに関わったとすれば大きな問題」としている。
その他にも、特別委員会が設置された議員の「資格決定要求書」に伴う問題については「議員が役員を務める会社への公共工事の請負契約については宮古島市の行政運営のあり方も問われている。議会においても市民が納得いくようこの問題を明らかにしていきたい」としている。