04/25
2024
Thu
旧暦:3月17日 先勝 己 
社会・全般
2014年12月29日(月)9:00

開通へカウントダウン/伊良部大橋

島民、高まる期待/一般通行は午後4時から


来年1月31日に開通する伊良部大橋

来年1月31日に開通する伊良部大橋

 伊良部大橋がいよいよ来年1月31日に開通する。1974年の最初の要請以来、41年を掛けて「宮古郡民の悲願」「夢の超大架橋」といわれた大橋が完成する。同日には県主催の記念式典が午後1時から久松側橋詰特設会場と伊良部高校体育館の両方で開かれる。また、市主催の祝賀会は同日午後4時から伊良部公民館で開かれる。当日は開通式典などによる交通規制があるが、午後4時に交通規制が解除され、一般通行が可能となる。

 同大橋は2005年度に本格工事に着工し、11年目で開通する運びとなった。今年9月9日には「伊良部大橋上部工連結式」(主催・上部工施工業者13企業体、伊良部大橋建設工事連絡協議会)が同大橋で行われ、国、県、市、施工業者の関係者ら約200人が参加した。県土木建築部の當間健一郎部長らが、架設されたセグメント(橋げた)の最後の977個目に生コンを打設。連結式のコンクリート投入の儀などを行い、内閣府沖縄振興局の永井智哉参事官、當間部長、県議会土木環境委員会の新垣良俊委員長、宮古島市の下地敏彦市長が式典に参加した。「締固めの儀」「均(なら)しの儀」などの神事が執り行われた後、全員で万歳三唱を行うなどして大橋の連結を祝した。

 伊良部大橋の工事は正式名称で「県道平良下地島空港線整備事業」と呼ばれる。宮古本島側と伊良部島側の道路を含めた延長は6500㍍。このうち海上区間が延長4310㍍で、内訳は本橋部が3540(語呂合わせでサンゴノシマ)、海中道路2本の長さは計600㍍、取付橋梁2橋の長さ計170㍍になる。総事業費395億円で、「無料で渡れる大橋」としては日本一の長さになる。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月21日(日)8:54
8:54

「宮古横丁」がプレオープン/観光スポットに期待

ホテルアートアベニュー 平良西里にあるホテルアートアベニュー(旧ホテル共和別館)の1階に、タイ料理など7店舗が入る「宮古横丁」が19日、プレオープンした。経済団体や観光団体など関係者らが盛大に開業を祝った。

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!