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【特集】新年号
2015年1月1日(木)8:59

頂点へ視界良好/重量挙げ

福里悠ら 飛躍誓う


県内屈指の強豪校へと成長を遂げた宮高ウエートリフティング部のメンバーら

県内屈指の強豪校へと成長を遂げた宮高ウエートリフティング部のメンバーら

 ウエートリフティング競技における宮古勢の活躍がめざましい。中でも全国を制覇した福里悠(宮高3年)の強さは別格。この春には東京国際大に進学し、2020年東京五輪を目指す。赤嶺桃香(同校2年)、玉那覇留以(宮総実1年)も県内トップの実力者。今年は九州、全国の舞台で優勝を狙う。陸上から重量挙げに転向する手登根武魁も注目される。頂点へ-。各選手の視界は良好だ。

 昨年10月、「東京オリンピックを目指す」と宣言した福里悠(宮高3年)。全国大会を4度経験し、視界がクリアになった。「目指すべきものがないと伸びないと思うから」。

 4月から東京国際大に進学する。「自分の目標を達成したい」と新天地での飛躍を誓う。

 そんな福里を追い続けた赤嶺桃香(宮高2年)もめきめきと実力をつけた。

 昨年11月の県新人大会では53㌔級で優勝、今月17日から開催される九州選抜大会に挑む。「前回は1㌔差で負けたので、今度こそ優勝したい」と話した。

 今年の目標に「全国大会で表彰台に上がる」ことと県大会での団体優勝を掲げる。「優勝旗を持ち帰りたい」と意欲を語った。

 「大きな可能性を秘めた選手」と、宮高ウエートリフティング部の渡慶次晃監督が太鼓判を押すのが玉那覇留以(宮総実1年)。新人戦では63㌔級で優勝、今が伸び盛りの新鋭だ。

 「先輩たちに負けないように、私も九州、全国の大会に行きたい」

 穏やかな表情の中に闘志を見せる玉那覇。九州、全国での活躍が期待される。

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