2015年2月15日(日) 9:00

春ウコンの収穫本格化/沖縄長生薬草本社

下地社長「宮古は栽培に適する」


小型トラクターを使って春ウコンの収穫が行われている=14日、平良鏡原地区

小型トラクターを使って春ウコンの収穫が行われている=14日、平良鏡原地区

 沖縄長生薬草本社(本社・南城市、下地清吉社長)は宮古島市で春ウコンの収穫を行っている。錠剤や顆粒などにして本土や中国、韓国、台湾などの海外向け出荷する計画。下地社長は宮古島市城辺出身で「宮古の土はウコンの栽培に適している」と話す。将来的には栽培面積を拡大、収量100㌧を目指し、今後増大すると見られる海外からの需要に対応する計画だ。


 春ウコンはショウガ科に分類される熱帯アジア原産の植物。下地社長によると免疫レベルが極めて高く、がんや糖尿病などの疾患予防に効くという。


 同社は2年前から本格的に宮古での栽培を開始。現在は平良鏡原や城辺でも栽培している。


 収穫作業は小型耕運機で掘り出した春ウコンのヒゲ根をカットし、土を落として袋に入れる。


 地元の人約10人を雇用しており、下地社長は「今後、栽培面積を広げればさらなる雇用創出にもつながる」と話した。


 グアバや長命草の栽培も計画しており、健康の保持増進に役立つ植物の栽培に意欲的に取り組む考えだ。


 下地社長は長年薬草を研究開発、多方面にわたり健康を通して社会貢献をしたとして「大小発明やユニークな善事に尽くした」人に贈られる東久邇宮文化褒賞を受賞しているほか、農林水産大臣賞や農林水産祭での天皇杯受賞など多くの受賞歴がある。