男子５人、女子３人

西城保育所４歳児

　大きな声を出してはしゃぐ子供たち。西城保育所（友利和江所長）の４歳児たちは明るくて元気が良い。担任宮國有沙先生の「自分たちに考えさせて行動させる保育」が良い影響を与えているようだ。

　子供たちは４月には各幼稚園に行く。一部は新制度に伴い園に残る。１年の間には運動会や「おゆうぎ会」を頑張った。けんかも絶えなかった。宮國先生は「協力心が芽生えた。けんかした相手に『大丈夫？』と声を掛けたりと思いやりの心も育った」と成長ぶりに目を細めた。

　24日は園の大きな催し「八百屋さんごっこ」を予定している。ゴーヤーやトウモロコシなどの商品（模擬品）づくりに奮闘中だ。「ゴーヤーを作ったよ」と自慢げに手に取って見せた。「いらっしゃい」と客に声を掛ける勉強もする。

　昼寝と帰る前の本の読み聞かせは、待ちかねていた時間だ。「先生○○を読んで」。先生は自主性を大切に子供たちが選んだ本を読む。大好きな遊びは昔ながらのコマ回し（男子）や折り紙（女子）がブームになっている。

　宮國先生は「今の明るさや元気さをいつまでも持ち続け、周りに好かれ信頼される人に育ってほしい」と話す。

　【４歳児男子】いらぶ　れんと▽まえさと　かしん▽あたえ　けい▽しゃしき　ことら▽すながわ　はると
　【同女子】ともり　まひろ▽さくだ　あすみ▽ねま　あかね
　【担任】宮國有沙先生