2015年2月27日(金) 9:00

春の渡りで飛来/ヤツガシラとタゲリ

狩俣・池間で確認


珍鳥のヤツガシラ=26日、狩俣地区(撮影・伊良波彌記者)

珍鳥のヤツガシラ=26日、狩俣地区(撮影・伊良波彌記者)

 南方で冬を過ごしていた野鳥が繁殖地へ向かう春の渡り期を迎え、市内に立ち寄ったヤツガシラ(ヤツガシラ科)2羽とタゲリ(チドリ科)1羽が26日、確認された。暖かい陽光の下、旅の疲れを癒やしている様子だった。


 ヤツガシラは、宮古本島北部の狩俣地区に飛来。世界で1科1種の貴重な珍鳥とされる。警戒や威嚇の時に頭頂の冠羽(かんむりばね)が扇状に開く。くちばしは細長い。翼と尾に黒褐色と白白の横まだら模様があり、頭から胸にかけては橙褐色。成鳥は全長28㌢。


 一方、タゲリは池間島に渡来した。頭頂部から伸びる黒い冠羽が美しいことから、異名

ゆっくり舞うタゲリ=26日、池間島

ゆっくり舞うタゲリ=26日、池間島

は貴婦人・貴公子。


 タゲリは夏羽に衣替えし、のどの部分は黒い。冬羽ではのどの部分は白い。腹は白い。背中と翼上面は金属光沢のある緑色。成鳥は全長30㌢前後。