2015年3月18日(水) 9:00

観光業発展のチャンス

中村良三さん(まちづくり推進機構)が講話/伊良部高校


生徒たちに分かりやすく指導する中村さん(左)=17日、伊良部高校

生徒たちに分かりやすく指導する中村さん(左)=17日、伊良部高校

 伊良部高校(平良智枝子校長)で17日、講師に招かれたプラネット・フォーまちづくり推進機構の中村良三さんが「持続可能な観光地づくり」と題して講話した。中村さんは「伊良部は伊良部大橋開通で観光業が発展するチャンスが出た。観光業の仕事でカネをもうけるチャンスとして捉えてほしい」と提起した。


 国語総合授業の一環で、1年17人、2年36人の計53人が参加。伊良部大橋開通後の伊良部の発展について考えさせ、地元に目を向けさせるのが狙いで開かれた。


 中村さんは、観光と観光業の違いについて述べた上で「日本の観光という言葉は、明治時代に作られた言葉。中国の古い文献に観光について『国の光を観る、もって王に賓(ひん)たるに利(よろ)し』という言葉がある」と説明した。


 中国の言葉には、地域の優れたものを観る、観せることなどの意味もある。
 またNHK沖縄放送局が2月に佐良浜漁港で開催された大漁祭りを取材・制作した番組をビデオで紹介。「番組の中の『やーがまくーがま』は全国放送され、現在もその体験観光は観光客に人気がある」という。


 佐良浜方言の『やーがまくーがま』とは、路地裏の家々を訪ね歩くことを指す意味。番組では、伊良部漁協職員の普天間一子さんが、観光客らを同漁協向かいの集落に案内。普天間さんが、聖地の前で手のひらで、神の世界からユー(富、富貴)を招く所作が観光客に感動を与えている様子が映し出されていた。


 中村さんは、6次産業「1次(農・漁業)×2次(製造・加工)×3次(サービス・観光)=6次」の重要性を説きながら「あるものさがし」ワークショップを開いた。

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