ニュースウィークリー
5月１０日～5月１６日

基地ない平和な島に／２００人が５・１５行進

　５・１５平和行進が９日、上野の大嶽城址公園前駐車場スタート、市役所平良庁舎ゴールの約９㌔で行われた。約１２０人（主催者発表）が参加。「陸自配備反対」「下地島空港の軍事利用反対」などと書かれたプラカードを手に行進し、基地のない平和な宮古島の実現を訴えた。（５月１０日掲載）

市Ｊｒオーケストラ、ギトリス氏と共演／青少年国際音楽祭

　第２回みやこじま青少年国際音楽祭が８日夜、マティダ市民劇場で行われた。「２０世紀最後の巨匠」といわれるイヴリー・ギトリス氏や日本を代表するバイオリニストらと宮古で音楽を学ぶ子供たちがオーケストラを編成。詰め掛けた大勢の市民の前でクラシックの名曲を奏でた。（５月１０日掲載）

陸自規模は７００～８００人／防衛副大臣が配備を説明

　左藤章防衛副大臣は１１日午前、市役所平良庁舎で下地敏彦市長と会談し、宮古島への陸上自衛隊部隊の配備計画を説明した。部隊規模は７００～８００人程度で警備、地対空ミサイル、地対艦ミサイルの３部隊を配備。部隊配置先の候補地としてゴルフ場「千代田カントリークラブ」（上野野原）と「旧大福牧場」（平良西原）を挙げた。（５月１２日掲載）

兼島が３連覇、３７人の選手熱戦／宮古毎日杯卓球大会

　宮古毎日新聞社杯第１７回全宮古小学・中学生卓球大会が１０日、市総合体育館で行われた。中学男子２６人、小学生１１人（男子４人、女子７人）が参加して各部門の頂点を目指し、熱戦を繰り広げた。中学男子単は兼島竜平が３連覇を果たした。小学男子単は牧志侑武が制した。（５月１２日掲載）

農作物被害総額３億円余／台風６号

　市農林水産部の砂川一弘部長は１２日、市役所上野庁舎で会見を開き、葉タバコを除く農作物の台風６号による被害額速報値を発表した。被害が確認されたのは６品目で、被害総額は３億１０２９万８０００円となった。（５月１３日掲載）

給食に島産のゴーヤー使用／平良地区の小中学校

　２０１５年宮古地区「ゴーヤーの日」キャンペーンの一環で１３日、平良地区の小中学校の給食に島産ゴーヤーを使った「カレーそぼろ丼」が提供された。同キャンペーンでは「ゴーヤーの日」の今月８日の給食でも、「ゴーヤーチャンプルー」が提供されている。（５月１４日掲載）

撤去せずに存続へ／北と平一のガジュマル

　台風６号の暴風を受けて倒れた北小学校と平良第一小学校の「シンボルツリー」のガジュマルについて１３日、市教育委員会の担当職員が造園の専門家と一緒に現場を調査し、両校の折れたガジュマルについては応急措置を実施し、存続させることを確認した。（５月１４日掲載）

売上高５億８００万円／ＪＡあたらす市場

　ＪＡおきなわが運営するファーマーズマーケット宮古島「あたらす市場」の２０１４年度販売実績がこのほどまとまった。売上高は前年度比９・１％増の５億８００万円となり、過去最高の実績となった。マンゴーの落ち込みなどで販売環境は厳しかったが、イベント企画を充実させて集客力を向上させた。（５月１５日掲載）

伊良部大橋に照明設置へ／ＬＥＤ使用、環境面に配慮

　県宮古土木事務所はこのほど伊良部大橋に道路照明を設置することを決め、近日中にも工事を発注する。照明は２８０㍍の一定間隔で、平良側から伊良部島に向かって右側に計12基を設置する。地元やドライバーなどからの要望に応えたもので、同事務所では「夜間でも安全な通行が可能になる」と話している。今年９月をめどに設置する。（５月１５日掲載）

被害額２０億４５００万円／台風６号で葉タバコ

　台風６号直撃に伴う宮古島市の葉タバコ被害額が、計画収量比で２０億４５７２万円に上ることが日本たばこ産業（ＪＴ）などの調査で分かった。２０１１年５月の台風被害額１６億円をはるかに上回る過去最大の損失となった。１５日、宮古島市が発表した。（５月１６日掲載）

アルコール検知器導入へ／宮古島市

　宮古島市は、職員の酒気帯びの有無を確認するアルコール検知器を導入する。２１日に開かれる市議会臨時会へ上程する補正予算案に、１４０個分の購入費３９万４０００円を盛り込んだ。予算案が承認され次第、各課に配置し、公用車を運転する祭には事前にアルコール検査をするよう義務づける。（５月１６日掲載）