04/20
2024
Sat
旧暦:3月11日 先勝 癸 穀雨
政治・行政
2015年6月5日(金)9:00

「食の選択力」育成へ/市食育推進会議

第2次計画策定向け協議/新委員5人に委嘱状交付


第2次計画策定に向け、そのコンセプトや具体的な進め方などについて検討した市食育推進会議=4日、市役所平良庁舎

第2次計画策定に向け、そのコンセプトや具体的な進め方などについて検討した市食育推進会議=4日、市役所平良庁舎

 2015年度宮古島市食育推進会議(会長・長濱政治副市長)が4日、市役所平良庁舎で開かれ、新委員5人に委嘱状が交付されたほか、11年度から取り組まれている第1次市食育推進計画の成果と課題が報告された。さらに、来年度からスタートする第2次計画に向けては「地元食材の活用」「食の選択力の育成」をコンセプトに、第1次の取り組みにおける課題克服を目指し、より強い横の連携と協働体制を確立して同計画を策定し、取り組んでいくことを確認した。

 あいさつで長濱副市長は「宮古の健康問題は大きな課題。小さいころから食事の大切さを学び続けることが大切。この計画をこれからもしっかり推進していくために連携、協議を深めてほしい」と呼び掛けた。

 11年度からの計画実施報告では、市民における食の課題として、子供から大人まで塩分、脂肪分を摂り過ぎている一方で、カルシウム、鉄分、食物繊維の不足が課題として示された。

 そのほかにも、肥満率などデータ改善に至っていないことや、作業部会における定期的な連絡会議など、より強い連携と協働体制の確立の必要性、役割分担の明確化なども課題として示された。

 第2次計画策定に向けては、16年度に第1次計画における取り組みの最終報告を行うほか、国や県の計画および今期の課題について精査するとしてる。

 具体的な進め方としては、第1次計画の経過評価を基に、より強い連携・協働体制に向けた検討▽実態把握(地元食材の保育所(園)・学校給食での使用率等の調査、アンケートやヒアリングによる食育活動に関する取り組み状況や既存資源等の調査)▽推進委員の見直し、目標項目の検討-などを行っていくとしている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!