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2015年7月29日(水)9:01

【ひと】宮古島税務署長に就任/宇栄原洋子さん(59歳)

適正課税に努める

 

宇栄原洋子さん

宇栄原洋子さん

 「宮古島を消費税完納の島にしたい」-。7月21日付で宮古島税務署長に着任した宇栄原洋子さん。宮古島市下地入江出身で、同税務署3人目の女性署長としての取り組みに意欲を示した。

 署長としての抱負については「納税者の目線で親切かつ丁寧な対応を心がけるとともに、適正課税と期限内納税を目指し、コンプライアンスを高めていくための租税教育と広報に力を入れたい」と話した。

 取り組みとしては、悪質な脱税・滞納に厳正・的確な対応▽マイナンバー制度の広報▽市、村、関係団体との連携協調▽e-taxをはじめICTの推進-を示している。

 署長として赴任した宮古島の印象については「伊良部大橋が開通した記念すべき年に宮古島で勤務することになりとても喜んでいる。宮古は島全体の道路が整備されおり、海の青さや透明度はとても素晴らしく今後、税務署としてもこの美しく大切な島の観光資源の活性化を応援していきたい」と述べた。

 趣味は、音楽鑑賞、自然散策、生け花と話す宇栄原署長。宮古島での勤務期間中にやってみたいことについては「ぜひ、各地に訪れて島の人たちの人柄に触れ、史跡巡りを通して歴史や文化も学びたい」と笑顔で話した。

 宇栄原 洋子(うえはら ようこ) 1955(昭和30)年8月生まれ。59歳。宮古島市出身。放送大学教養学部心理学専攻卒。74年沖縄国税事務所採用。2008年沖縄税務署管理・徴収第3部門統括官、12年税務大学校沖縄研修支所幹事、13年那覇税務署副署長、15年宮古島税務署長。座右の銘「意思あるところに道は開ける」。

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