03/29
2024
Fri
旧暦:2月19日 友引 辛 
政治・行政
2015年10月1日(木)9:07

1次産業と観光基盤に

振興策で下地市長/きょう市制施行10周年


市制施行10周年を前にマスコミのインタビューに答える下地敏彦市長=30日、市役所平良庁舎市長室

市制施行10周年を前にマスコミのインタビューに答える下地敏彦市長=30日、市役所平良庁舎市長室

 下地敏彦市長は1日の市制施行(合併)10周年に当たり30日、マスコミのインタビューに答えた。下地市長は今後の振興策について「農業生産を基盤とした島づくりが基本。これが安定すれば多くの食材が提供できる」と述べ、第1次産業と観光産業を基盤とした島づくりを強調した。均衡ある発展については、都市部と農村部の特性を指摘し「互いにすみ分けが必要」と述べた。

 下地市長は宮古島市が抱える課題について、「1次産業をしっかりと支援するという施策を続けることが最大の課題」と述べた。

 サトウキビ生産が県全体の5割近くを占めていることや、マンゴー、肉用牛などが県の拠点産地認定を受けていること、さらには漁業の振興などを示し、第1次産業を支援する方針を強調した。

 「1次産業が安定すれば、多くの食材が供給できる。しかも鮮度あるおいしいものがあれば、観光客を誘客することができる」と述べ、1次産業と観光産業を基盤とする島づくりを目指すとした。

 旧町村部(城辺、伊良部、下地、上野)から過疎化が進み、旧平良市に比べて地域振興が遅れているとの指摘に対しては、農業の生産性向上のためにさまざまな施策を実施していることを挙げ「農村部、漁村部、都市部それぞれに必要な施設を整備するのが均衡ある発展だと思う」と述べた。

 宮古島の今後の振興については、「島の生態系を十分に意識しながらの施策が重要、むやみやたらな開発を続けていくのは島の将来には良くない」と話し、住環境や自然、生態系の保全に配慮した開発が必要だとの認識を示した。


カテゴリー一覧

観光関係

2024年3月24日(日)8:59
8:59

きれいな前浜宣言へ

海びらき向けビーチ清掃/宮古島観光協   宮古島観光協会(吉井良介会長)は23日、与那覇前浜ビーチで31日に開催する「2024海族まつり・第46回サンゴの楽園未来まで集まれ遊ぼう宮古島の海びらき」に向けてビーチクリーンアップ活動を同ビーチで行った。会…

2024年2月22日(木)8:59
8:59

市に地域創生金賞/楽天トラベルアワード

市長「知名度さらに」/2宿泊施設も高評価   楽天グループが運営する旅行予約サービス「楽天トラベル」はこのほど、国内の登録宿泊施設や自治体を表彰する「楽天トラベルアワード2023」を発表した。宮古島市が「楽天トラベル地域創生賞ゴールドアワード」を受賞…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!