宮古毎日新聞(電子板)の試読はこちらから|宮古毎日新聞社

2015年10月11日(日) 9:04

防災センターが起工/池間島

工事の無事故・無災害願う


建設工事の無事故・無災害を願う関係者ら=10日、池間島

建設工事の無事故・無災害を願う関係者ら=10日、池間島

 市(下地敏彦市長)が発注した池間地区防災センター工事の起工式が10日、地元の通称ジャランミと称する高所で行われた。長濱政治副市長をはじめ請負業者、波平三郎池間自治会長らの関係者が参加し、建設工事の無事故・無災害を願った。建設地は海抜約12㍍で、来年2月末までに完成予定。


 市はこれまで沖縄振興特別推進交付金(一括交付金)を活用し、下地の与那覇地区防災センター(総事業費約1億4000万円)、伊良部地区津波避難施設(同8400万円)を整備。今回建設される池間地区防災センターは総事業費約9300万円で、3施設を合わせて総事業費は約3億1700万円となる。


 池間地区の住宅街は、海抜の低い所にあり、また池間公民館や池間小中学校などの公共施設が海側にあることから津波で避難する建物が不足していた。こうした背景から池間地区防災センターの整備が急がれていた。この施設は県津波浸水想定区域域外に建築される。


 市は完成後の効果として▽津波などの災害から地域住民や来島者の生命を守ることができる▽施設を活用した避難訓練、研修会などを開催しながら地域の防災意識向上を図ることができるーと挙げている。


 建物は鉄筋コンクリート造り2階建て。1階に避難室、トイレ、給湯室を設け、2階の倉庫に自家発電機、テントを収容し、飲料水などを備蓄する。延べ床面積約260平方㍍。収容人数約350人。


 施工の建築が川平建設(川平勲社長)、設備が協和土建(久貝博士社長)。


 建設地からは同学校や池間漁港が眺められ、東の沖合に位置する大神島が眺望できる。


 長濱副市長は「池間地区防災センターが完成すると、地域住民を安心・安全の生活に持っていける」と語った。


 起工式のくわ入れ儀式は、従来の儀式とは違っていた。