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行雲流水
2015年10月24日(土)9:01

【行雲流水】「新聞週間」

 10月15日からの1週間を新聞業界は新聞週間と定めています。そのほかに4月6日からの1週間を「春の新聞週間」と定め、初日の4月6日を「新聞をヨム日」として主に新社会人となる人々に新聞購読を呼び掛けます

▼10月15日からの「新聞週間」ではいろんな行事が開催されました。主体は新聞大会です。大会は日本新聞協会が主催し「新聞大会決議」が採択されました。10月16日付の本紙で大会の詳細を掲載しています

▼週間の期間中全国各地の地方紙は独自の企画記事を掲載したり記念行事などを開催したりしました。宮古毎日新聞は「新聞週間企画・読者の声」を期間を通して掲載しました。17歳の高校生から76歳の年輩の方まで、男女、職業、住居の区別なく網羅しての読者の声です

▼寄せられた読者の声は新聞に対する期待であり信頼です。若い人たちは地域で仕事、スポーツ、音楽その他いろいろな面で活躍する人々の紹介記事に期待するし自らの励みにしていることがうかがえます。一方年輩の方は宮古島市の行政や産業に高い関心を持っていることが読み取れます

▼読者の声で最も印象に残ったのが新聞に対する要望です。「こういう意見もある」「(異なる意見を)対等に掲載してほしい」このような声は、読者として自然で率直な要望ではないでしょうか

▼地域と密接につながる地域紙である宮古毎日新聞は中央紙や県紙では報道しない、それこそ地域のもろもろの出来事を中立の立場で正確に読者に伝えることを期待されているのです。社会をリードするのでなく社会に信頼される新聞であり続けることが望まれているのです。

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