宮古毎日新聞(電子板)の試読はこちらから|宮古毎日新聞社

2015年11月1日(日) 9:07

吉浜崇浩さんに最高賞/宮古島コラボグランプリ

自社商品のカニ極める/来年3月、全国発信へ


コラボグランプリに輝いた蟹蔵の吉浜崇浩さん(中央)。右は下地義治会頭、左は審査員の関泰二さん=31日、宮古島東急ホテル&リゾーツ

コラボグランプリに輝いた蟹蔵の吉浜崇浩さん(中央)。右は下地義治会頭、左は審査員の関泰二さん=31日、宮古島東急ホテル&リゾーツ

 「島の宝」となる商品やサービスの創出、発見を目的とするコンテスト「宮古島コラボグランプリ」(主催・宮古島商工会議所)が31日、市内ホテルで開かれた。17組のコラボ商品を審査した結果、伊良部島でカニを養殖する「蟹蔵(かにぞう)」代表の吉浜崇浩さんの商品「マングローブ蟹」がグランプリに輝いた。商品は来年3月に大阪で開催される「ジャパングランプリ」に出品される。商品と宮古島の知名度アップが期待される。


 コラボグランプリは、アクティブラーニング(東京都、羽根拓也社長)が全国各地で展開している地域活性化プロジェクト。事業者同士のコラボレーションを通じて新商品を創造・開発して可能性を高めていくことが大きな狙いだ。


 グランプリ審査には、食品部門に多くのエントリーがあった。高校生を含めて各事業所が自慢の商品を映像を使ってアピール。開発に至った経緯を含めてプレゼンテーションを行った。


 参加者は各プレゼンに目を凝らし、自社の商品と比較をしたり、他社の工夫を学んだりしていた。


 審査員はそれぞれの商品を試食して厳正に審査。宮古島を代表するグランプリなど各賞を選んだ。


 この結果、吉浜さんのマングローブ蟹が最高賞を獲得した。ソフトシェルクラブで出品したカニ(アミメノコギリガザミ)が審査員から高い評価を得た。


 準グランプリはオルタナティブファームと楽園の果実の「こくとうみつジェラート」と、伊良部島漁協と宮古島観光協会が提案した「試される旅!『カツオ一本釣りツアー』~君は漁師として生きていけるか~」に贈られた。


 グランプリに輝いた吉浜さんは「伊良部島、宮古島を愛した結果が受賞につながった。自分なりに大きな一歩を踏み出せたと思う」と感想。ジャパングランプリに向けて「さらにおいしいカニをつくり多くの市民に幸せを提供したい。この仕事を通して宮古島の活性化に貢献していきたい」と抱負を話した。


 商工会議所の下地義治会頭は「素晴らしい商品を見せてもらった」と参加者に感謝。「次回に向けてさらに研究を深め、新たな宮古島のコラボ商品をつくってほしい。みんなでこの宮古島を盛り上げていこう」などと期待を込めた。


 結果は次の通り。(カギかっこ内は商品名)


 【グランプリ】蟹蔵(吉浜崇浩)「マングローブ蟹」


 【準グランプリ】オルタナティブファーム(松本克也)・楽園の果実(砂川智子)「こくとうみつジェラート」▽伊良部島漁協(普天間一子)・宮古島観光協会(川満正寛)「試される旅!『カツオ一本釣り修行ツアー』~君は漁師として生きていけるか~」


 【審査員特別賞】島野菜デリじゃからんだ(小原千嘉子)・そば処かま田(鎌田賢)・宮古総合実業高校(五十嵐康二)「ツムカギグラノーラ」▽宮古工業高校(松田英子)・Cafe373(比嘉初江)「んすチー(みやこ味噌チーズケーキ)」▽島野菜デリじゃからんだ(小原千嘉子)「てぃだに捧げるやさい料理」▽いもともや食品加工所(上里正子)・ジュース屋うる(山下初恵)「美ら恋マジック 元気(がんずー)ちょ~み~」


 【敢闘賞】宮古総合実業高校(五十嵐康二)「ソデイカら~油」▽宮古島月桃(鈴木哲子)「満月のアロマウォーター」