04/25
2024
Thu
旧暦:3月17日 先勝 己 
イベント
2016年1月12日(火)9:03

NHKのど自慢20組熱唱

チャンピオンに奥平光矢さん(宮高1年)


チャンピオンに輝いた奥平光矢さん=11日、宮古毎日新聞社

チャンピオンに輝いた奥平光矢さん=11日、宮古毎日新聞社

 NHKの人気番組「のど自慢」の生放送が10日、マティダ市民劇場で行われた。予選を通過した20組が演歌などを熱唱。審査の結果、「八重山(やいま)」を歌った宮古高校1年生の奥平光矢(こうや)さん(15)=平良=がチャンピオンに輝いた。



 宮古島市市制施行10周年記念事業で実施された。宮古島では16年ぶりの開催。主催はNHK沖縄放送局と市。


 ベテランの小田切千アナウンサーが、軽快な司会で会場を終始盛り上げた。出場者とのやり取りでは励ましの言葉を掛けた。


 ゲストの五木ひろしさんが「夕陽燦燦」、水森かおりさんが「大和路の恋」を情感たっぷりに披露し、大勢のファンを魅了した。それぞれ持ち歌を出演者が歌い終わると、出演者に駆け寄り感謝と激励の言葉を掛けた。


 出演者らは「ひとり長良川」や「ふるさと」「田舎のバス」「花」などを歌い上げた。ユニークなパフォーマンスで会場で楽しませたりしていた。


 生放送が始まる前あいさつした下地敏彦市長は「昨年、宮古島市市制施行10周年を迎え、年間を通して記念行事を行ってきた。総仕上げが『NHKのど自慢』。皆さんと一緒に最後まで楽しみたい」と話した。


 NHK沖縄放送局の細田聡一郎局長が感謝の意を表した。


 のど自慢の生放送終了後、五木さんと水森さんがそれぞれ2曲ずつ歌を披露し、来場者らを喜ばせた。全国各地でも生放送が終わった後、ゲストが30分間にわたって持ち歌を熱唱しているという。


 のど自慢から一夜明けた11日、奥平君は取材に応じ「チャンピオンに選ばれた瞬間、信じられなかった。歌手の千昌夫さんが歌っている『八重山(やいま)』は、今は亡き祖父が僕が小さい時によく歌って聞かせていた」と振り返る。


 その上で「『のど自慢』が終わった後にお母さんから聞いて知ったことがある。僕が歌っている時、会場で応援していた祖母が祖父の遺影を掲げていたという」と語り、祖母に感謝していた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月21日(日)8:54
8:54

「宮古横丁」がプレオープン/観光スポットに期待

ホテルアートアベニュー 平良西里にあるホテルアートアベニュー(旧ホテル共和別館)の1階に、タイ料理など7店舗が入る「宮古横丁」が19日、プレオープンした。経済団体や観光団体など関係者らが盛大に開業を祝った。

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!