04/20
2024
Sat
旧暦:3月12日 友引 甲 
社会・全般
2016年4月14日(木)9:05

1時間に93・5㍉の猛烈な雨/床上浸水1件

市内各地で道路冠水


冠水した道路で立ち往生する車両も見られた=13日午前8時30分ごろ、平良西里「ばっしらいん」前

冠水した道路で立ち往生する車両も見られた=13日午前8時30分ごろ、平良西里「ばっしらいん」前

 宮古島地方は13日、前線に向かって南から暖湿気が流れ込んだ影響で、大気の状態が不安定になり、所によっては雷を伴う猛烈な雨となった。宮古島地方気象台は、同日午前4時22分に雷注意報、午前6時55分に大雨警報を発表した。14日昼前にかけて、発達した積乱雲の下での落雷や突風、急な強い雨に注意するよう呼び掛けている。

 13日午前0時から午後6時までの各地の降水量は下地島で67・5㍉、平良下里で177・0㍉、城辺新城で49・5㍉、鏡原(宮古空港)154・0㍉(2003年統計開始以降4月としては最多)、多良間仲筋(多良間空港)で73・0㍉を観測した。

 同日午前6時台には1時間に93・5㍉の猛烈な雨が降り、市内各所の道路が冠水した。平良西里で床上浸水1件、床下浸水が3件発生した。

 宮古島署には道路冠水の110番が複数件寄せられ、市消防署は道路冠水、床下浸水で出動した。出動件数は12件だった。

 下地川満にある沈砂地では一時、水があふれて道路に流れ込んだ。近くに住む津嘉山恵勇さん(86)は「台風の時でも、この沈砂地から水があふれることはなかった」と話した。

 また、平良腰原の民家前の道路では、大人の膝下まで漬かった。この民家の主婦は「雨が降るたびに心配する。安心して暮らせるよう、市は道路を改善してもらいたい」と話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!