04/25
2024
Thu
旧暦:3月17日 先勝 己 
教育・文化
2016年4月22日(金)9:04

農業学習に役立てて/JAグループ沖縄

県内小学校に食農補助教材贈呈


浦崎副知事(右から2人目)に目録を贈呈したJA沖縄の砂川博紀理事長(右端)ら=21日、県庁

浦崎副知事(右から2人目)に目録を贈呈したJA沖縄の砂川博紀理事長(右端)ら=21日、県庁

 【那覇支社】JA沖縄・中央会と農林中央金庫那覇支店などで構成するJAグループ沖縄は21日、県庁に浦崎唯昭副知事を訪ね、学校補助教材の全国版「農業とわたしたちのくらし」と県版副読本「おきなわの農業」のそれぞれ約2万5000冊を贈呈した。

 2016年度の全国版では、昨年同様に内容をより視覚的に理解できるようDVDを作成した。各教材やDVDは県内すべての小学校に配布され、新5年生の授業で活用される。

 贈呈式で、JA沖縄の砂川博紀理事長は「教材本が広く教育現場で活用されて、多くの子どもたちが農業に理解や興味を持ち、将来の沖縄農業を支える県民になるよう期待したい」とあいさつした。

 浦崎副知事は「子どもたちが食料を生産する農業の役割や重要性を学習することは、沖縄の農業の未来のとって大変重要なこと。教育現場で大いに活用していきたい」と話した。

 全国JAグループは子どもたちに食と環境、農業への関心と理解を深めてもらおうと、2008年から「JAバンク食農教育応援事業」の一環として、全国版教材を毎年県に寄贈している。今回で9回目。14年度にJAグループ沖縄が独自に制作し配布した県版「おきなわの農業」は、学校現場の要望に応え今年度も引き続き贈られた。

 県版副読本には沖縄の気候・土壌や農家人口・戸数のほか、県内の主な農畜産物が「どこで?なにを?どのくらい?」生産されるかなど、幅広いテーマが取り上げられ総合的に学習できる内容になっている。JA沖縄の県内52支店から今月中に地元の各小学校に届けられる。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月21日(日)8:54
8:54

「宮古横丁」がプレオープン/観光スポットに期待

ホテルアートアベニュー 平良西里にあるホテルアートアベニュー(旧ホテル共和別館)の1階に、タイ料理など7店舗が入る「宮古横丁」が19日、プレオープンした。経済団体や観光団体など関係者らが盛大に開業を祝った。

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!