04/19
2024
Fri
旧暦:3月11日 先勝 癸 穀雨
イベント
2016年5月26日(木)9:02

バスとソプラノで魅了/ひまわりの会コンサート

宮古民謡やオペラなどを披露したひまわりの会ふるさとコンサート=25日、市内ホテル

宮古民謡やオペラなどを披露したひまわりの会ふるさとコンサート=25日、市内ホテル

 声楽家の伊江朝明氏の門下生で構成する「ひまわりの会」のふるさとコンサートが25日、市内ホテルで行われた。宮古民謡やカンツォーネ、オペラなどをピアノに乗せて、男性のバスや女性のソプラノで披露。梅雨時期のうっとうしさを吹き飛ばすような爽やかな歌声が観客を魅了した。

 出演したのは、宮古出身の大田京子さん、真榮城孝さん、山内正枝さん。奥平めぐみさんがピアノで伴奏した。

 プログラムは2部構成で、第1部は宮古民謡や八重山出身の音楽家、宮良長包の曲などで構成。真榮城さんがオペラ風の「なりやまあやぐ」でオープニングを飾ると、山内さんは母親がよく歌っていたという宮古の子守歌「ばんがむり」で会場を優しく包み込んだ。

 赤のドレスで登場した大田さんは、実ることなく終わったひと夏の恋を歌った「宵待草」を表情豊かに披露し、大きな拍手を受けていた。

 第2部の幕開けは、奥平さんがショパンのピアノ独奏曲「幻想即興曲」で観客を引き付け。3人は中国を舞台にしたイタリアオペラ「トゥーランドットより『お聞きください王子様』」、耳馴染みのあるナポリ民謡「オ・ソレ・ミオ」、恋人に贈るセレナーデともいわれる「泣かないお前」などを情感たっぷりに歌った。

 観客らは、歌が終わると「ブラボー」と称賛の声を上げたり、休憩時間にはコーヒーとケーキを囲んで音楽の話に花を咲かせた。

 参加した女性は「親しみやすい歌が多く、楽しい時間が過ごせた。年配の人たちが多く、懐かしい歌に当時を重ねている様子だった」と話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!