04/19
2024
Fri
旧暦:3月10日 赤口 壬 
政治・行政
2016年5月27日(金)9:07

県議選、きょう告示/宮古島市区

現職と2新人が立候補へ/6月5日投票、即日開票

 任期満了に伴う県議会議員選挙は27日告示される。宮古島市区(定数2)に立候補を予定しているのは、保守系が現職の座喜味一幸氏(66)=自民公認、公明推薦=と、元市議で新人の嘉手納学氏(50)=公明推薦=、革新系は前市議で新人の亀濱玲子氏(62)=社民、社大、共産推薦=の3人。前回は無投票で保革がそれぞれ議席を分け合ったが、今回は保守が分裂。三つどもえの選挙戦となる公算が大きい。投票日は6月5日、即日開票される。

 3選を目指す座喜味氏は、1月30日に出馬表明し、4月7日に後援会事務所開きを行った。市議9人が支持、公明が推薦している。

 5月14日の総決起大会では、2期8年の実績を前面に掲げ、主要政策の▽付加価値の高い農水産業の振興▽人・物流コスト低減による新産業の創出、雇用拡大▽高速情報基盤の整備と観光振興▽子どもの貧困対策や待機児童の解消-などを訴えた。

 嘉手納氏は、「若さと行動力」をアピールし、初当選を狙う。3月27日の出馬表明では「変革の時期」を強調し、専門大学の誘致などを訴えた。4月12日には公明を含む8人の市議が参加して後援会事務所開きを行った。

 主な公約は▽サトウキビの増産・反収向上▽宮古牛のブランド化と口蹄疫の侵入防止▽離島の生活コスト低減-などを政策に掲げ、5月22日の総決起大会で支持者らに訴えた。

 翁長雄志県政を支える「オール沖縄」の立場を強調する亀濱氏は、4月10日に出馬表明。同15日に後援会事務所開き、5月7日に女性のつどいを開いた。

 宮古初の女性県議誕生をアピールした今月21日の総決起大会では、支持者らを前に「自衛隊配備に反対し地下水を守る」と訴えた。主要政策に▽ミサイル軍事基地化に反対▽子どもの貧困対策▽下地島空港の軍事利用反対-などを挙げる。

 3氏とも出陣・出発式は午前9時から、それぞれの後援会事務所で行う。



記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!