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産業・経済
2016年6月1日(水)9:06

販売額10億円向け決意/JA野菜・果樹生産出荷協

定期総会で会員一丸/16年度事業計画を承認


年間販売額10億円の計画を立てた総会。優績農家の表彰も行われた=31日、JAおきなわ宮古地区本部ホール

年間販売額10億円の計画を立てた総会。優績農家の表彰も行われた=31日、JAおきなわ宮古地区本部ホール

 JAおきなわ宮古地区野菜・果樹生産出荷連絡協議会(池間義光会長)の第14回定期総会が31日、JAおきなわ宮古地区本部ホールで開かれ、2016年度の事業計画案と予算案を全会一致で決定した。16年度は年間販売額10億円の達成を目指して取り組む。役員改選では池間会長が再任された。総会後は優績農家を表彰した。

 総会では、前年度8億9600万円の販売実績を上げた事業報告と収支決算を審議し、承認。続けて16年度の事業計画案と予算案を全会一致で決めた。

 事業方針では、役員を中心に各専門部会及び各支部の活動を活性化することを明記。生産技術の向上を図り、安全、安心な農産物づくりへの活動を積極的に行うことで「地区全体の農業生産拡大に努める」とした。

 販売計画として数量2778㌧、販売額は10億円に設定。品目別の数量、販売額は▽カボチャ(550㌧、1億6500万円)▽ゴーヤー(900㌧、3億5500万円)▽トウガン(988㌧、1億9700万円)▽インゲン(70㌧、7700万円)▽マンゴー(80㌧、9600万円)▽オクラ(90㌧、7200万円)-を目指す。

 予算は約600万円。収入は、会員580人による賦課金232万円やJAからの助成金368万円などで構成した。

 冒頭あいさつで池間会長は「『定時・定量・高品質』に加え、一層の食の安全が求められる。会員同士の連携はもとより関係機関との連携を強化し、消費者から信頼される安全、安心な農産物づくりにまい進したい」と述べ、販売額10億円の達成に向けて決意を示した。

 新年度役員と、表彰された優績農家は次の通り。

 【役員】会長=池間義光▽副会長=国吉竜夫、伊志嶺一之▽監事=友利幸男、玉元正助

 ▼被表彰者
【販売額総合の部】①山口セイ子(伊良部)②砂川好徳(城辺)③渡真利兼(上野)

 【品目別販売額の部】カボチャ=①山口セイ子(伊良部)②宮国辰彦(同)③池間弘(同)▽ゴーヤー=①渡真利兼(上野)②砂川好徳(城辺)③長尾喜良美(同)▽トウガン=①下地博和(上野)②池間一男(城辺)③真壁恵修(上野)▽インゲン=①島尻秀樹(下地)②源河智(同)③友利研一(城辺)▽メロン=①盛島健有(城辺)②友利研一(同)▽マンゴー=①ふるさと農園(上野)②ふくきた農園(城辺)③生産法人青原(上野)▽オクラ=①伊良皆雄作(平良)②伊志嶺孝一(同)③玉元正助(伊良部)

 【特別表彰の部(花と食のフェスティバル入賞者)】金賞(ゴーヤー)=池間義光(上野)▽同(トウガン)=重田康行(平良)▽銀賞(ゴーヤー)=伊志嶺薫(上野)▽同(トウガン)仲里長造(平良)▽同(インゲン)=砂川康男(城辺)▽銅賞(ゴーヤー)=伊志嶺一之(上野)、渡真利兼(同)▽同(トウガン)=仲間茂盛(上野)、下地博和(同)▽同(タマネギ)=真壁恵修(上野)▽県農林漁業賞=伊志嶺一之(上野)▽野菜産地活動表彰創意工夫部門=池間義光(上野)


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